アーク溶接 第134話 ビード内部品質を考える(21) 担当 高木柳平
2018年10月01日
=ブローホール発生形態、形状(2)(クレータ・エンド部ブロー、ピンホール、収縮孔)= 本話では主に溶接エンド、クレータ部に生ずるブロー、ピンホール、収縮孔欠陥について説明します。 アーク溶接では溶融池に対し常にアーク圧力が作用し押し下げます。アーク集中度の高い CO2 溶接はマグ溶接に比べ掘り下げ作用が大きく、またそれらは溶接電流に比例します。アークエンド部近傍の溶融金属はアーク圧力によるクレータ...