第2回 新光グループ紹介「タイ編」前編

2024年08月19日

SHINKO WEL-TEC SERVICE CO., LTD.社長の伊藤です。
SHINKO WEL-TEC SERVICE CO., LTD.は2007年8月9日にタイのチョンブリ県、アマタナコン工業団地(現アマタシティチョンブリ)に新光機器(株)の現地法人として設立されました。
チョンブリ県は首都バンコクから南へ60kmほどの地点。観光地として有名なビーチリゾート、パタヤとの中間地点にあります。
また、お寺や遺跡で有名なバンコク北部、アユタヤ県と東北部に近いプラチンブリ県には営業所を置き、遠方のお客様へも迅速な対応をしています。
弊社が他の海外拠点と違うところは設立当社より工場を持ち、メーカーとしてスタートしたことです。
材料を現地で直接仕入れ、内製工場で直接加工、タイ人営業スタッフが直接お客様へ販売するといった3直スタイルをポリシーとして活動してきました。


スタッフ達の頑張りもあり、タイ国内での弊社の認知度が上がり、業績も順調に上がってきました。
2016年には生産設備増強の為、現在の場所であるチャチェンサオ県バンパコン(バンコクから南へ50km地点)に移転、さらに同年、ISO9001の認証取得、販売管理システムの導入などを行い会社機能が大幅に増強されました。
現在はタイ人スタッフ27名で日々の生産活動及び営業活動を行っています。

2019年には弊社の子会社としてSHINKO FA SYSTEM CO.,LTD.を設立。
こちらは溶接治具や溶接装置をはじめとした客先のニーズを形にした一品一様の自動装置を設計から行っている会社です。
これによりメイン商品の抵抗溶接用電極のみならず溶接生産システム全体をトータルコーディネートが可能なメーカへと発展しました。

2020年にはCOVID19の影響でタイでもロックダウンがあり、厳しい時期がありましたがSHINKOチーム一丸となり乗りきることが出来ました。その経験がスタッフたちを強くし、今日の活動に生かされています。
今後はタイのみならず東南アジア向けの生産販売拠点を目指しチーム一丸となってさらなる努力をしていきます。

品質を守る検査機器。
ノギスやダイヤルゲージ、ハイトゲージだけでは測定できない寸法を確認するアイテム。
QAチームではNG品流出0件を目標に掲げ、日々淡々とかつ正確な検査を行います。
当たり前ですが作ることが出来ても精度保証が出来ないものを受注は出来ません。
SWSでは検査器具や検査装置も充実させていきます。

完成品在庫と材料在庫。
電極は消耗品であり、客先に対して供給責任を果たさねばなりません。
SWSでは管理システムを使用し最低限の在庫数で管理を行います。
材料在庫も最小限として特急品対応に備えます。

今回はここまで!後編でお会いしましょう。

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