第267話では，Ｐ社の正逆送ワイヤ送給を伴うアクティブワイヤ溶接法について説明をし，第268および269話では，過去に測定したことがあるスーパーアクティブワイヤ溶接法による電流・電圧波形を披露しコメントを加えました。溶接対象が軟鋼系であり，主なねらいがスパッタ低減にあるなかで，正逆送ワイヤ送給制御とその電流波形制御は，“微小短絡”と“アーク反力”の両者の課題を同時に解決することが可能となったと事...