アーク溶接 第2話 執筆のあらまし&考え方 担当 高木柳平

2014年11月25日

 執筆への考え方は、皆様の溶接工程改善に役立つ情報を発信することです。学術的なことは溶接・接合に関する学会・協会にお任せすることとし、筆者の役割は、溶接現場に近く、溶接品質向上の課題に対して明確なヒントを与えることができる情報を皆様にお届けすることにあります。そこで、以下の4項目に分けて連載するように心掛けます。

 

1)「アーク溶接技術の歩み」紹介

 ここでは、炭酸ガスアーク溶接の開発時の歩みに触れながら、当時開発者がご苦労をされた点を挙げ、現在にそれらの技術がどのように継承し、活かされているかをピックアップします。

 

2)アーク溶接の構成3要素とその取扱い

 溶接ワイヤ、シールドガス、溶接機器(電源送給装置、溶接トーチ)を構成3要素(下図参照)とし、これらの正しい取り扱いがあってはじめて溶接品質を維持、改善できます。考え方と現場も含めた日常管理のあり方、取扱いの基礎について説明します。

A002_構成3要素

▲ 図A002-01

 

3)「アーク溶接品質」について考える

 ここでは、溶接不適合の原因と対策について全体像を描きながら、アーク知識・溶融凝固現象・溶接条件とその管理をベースに種々説明をします。

 

4)当社アーク溶接関連商品の紹介

 当社の主力アーク関連商品は、コンタクトチップをはじめとする各種溶接トーチ部品です。その他には、ワイヤ送給系を改善できるコンジット・ライナーや各種ワイヤ矯正器、ガス被包性の改善としてガス節約器(レギュラ)が最近好評を得ています。

 さらに、コンタクトチップ孔の管理を通して溶接工程の健全性を把握できる「HGピン」などの独自開発商品を有しています。各商品の技術的背景および正しい取り扱い、品質への効果などを月に1アイテム程度に絞りながら紹介させていただきます。

 

№ A002

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